CDM工法

CDM工法はセメント系のスラリーと軟弱地盤とを混合処理機を用いて撹拌混合し、現位置で所定の強度に固化する工法です。固化のしくみは、2種類の反応からなっており、まずセメントと水の水和反応によって針状結晶のエトリンガイトが生成され、次に材令が進むにつれて水和生成物が粘土鉱物とポゾラン反応を起し、板状結晶が多く認められるようになります。

CDM工法の管理システム

CDM工法の施工管理には品質管理・出来形管理等があります。施工管理システムの導入により施工状況をリアルタイムに把握できるため、信頼性の高い施工が行えます。

CDM-LODIC工法

CDM-LODIC工法は周辺地盤や既設構造物への影響を最小限に抑える深層混合処理工法です。CDM工法は、他の地盤改良工法に比べて、もともと変位の少ない工法として広く採用されてきましたが、変位低減型深層混合処理工法(CDM-LODIC工法)では、従来の撹拌混合翼の上部にスクリューを取り付け、セメントスラリーの投入量に相当する土量を排出することにより周辺の地盤や構造物に影響を与えることなく施工することを可能としました。

施工手順

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