エスフォーム工法

軟弱地盤の上載荷重低減や空洞部の充填用として、軽量で高い流動性を有している「気泡混合軽量地盤材料エスフォーム」が土木・建築工事用に活用されています。軽量性・流動性に優れた特性を活用して、軽量盛土、構造物の裏込め、地盤空洞部の充填に広く利用されています。近年、護岸裏込め用にも利用が広がっています。

エスフォームの特長

エスフォームは気泡混合セメント材料であり、盛土・充填・埋め戻し等の土木・建設材料として種々の優れた特長を有します。
1.軽量性
セメントミルクやセメントモルタルにムース状の気泡を混入し、人工軽石状態を形成させることにより軽量化します。気泡の混合量を変えることにより、単位体積重量を最小5.5kN/m3から最大14.0kN/m3の範囲で設定でき、「水より軽いモルタル」等、設計の自由度が広がります
2.流動性
フロー値(JHS A313)が200mm以上においても安定性を有する、流動性に優れた材料です。ポンプ圧送性も良好で施工性が良く、構造物の隅々まで行きわたり非常に小さな空隙にも充填が可能です。

左:エスフォーム 右:通常のモルタル

エスフォームは流動性が非常に良く均一に広がります。

右上/発泡ガンによって生成された気泡
左下/硬化体断面の拡大写真、100~200ミクロンの気泡が均一に広がっています。

ポンプ吐出口でのエスフオーム
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