ESJ工法

ESJ-S工法は、超高圧硬化材をロッド先端に装着したモニターから噴射させ、回転・引上げすることにより、地盤中に700~1000の円柱状改良体を造成する工法です。
更に、大きな改良径を造成する工法がESJ-B(1200~1400)、Hi(1200~1800)工法です。
また、変位低減を目的として開発した工法がESJ-L(1200~1800)工法です。
NETIS登録番号:Qs-140019-A(ESJ工法・ESJ-EXHi工法)
ESJ-EXHi工法(清水による高圧噴射状況)
■特 長

  1. エア、水を使用しないので、排泥による環境汚染の心配がありません。
  2. 短い引き抜き速度(2~4分/m)で大口径の改良体の造成が可能。
  3. ESJ-L工法は、特殊モニターにより原土を効率よく縁切り、排土させ、噴射時に伴う 地盤変位量を低減させます。
  4. コンパクトな機械(ボーリングマシン)に よる施工を行なうので、狭小上空制限のある現場での施工が可能です。
  5. 既存構造物または改良体相互の密着施工が 可能です。
  6. ESJ工法は専用固化材「ESJ-100、200、300」を用いるので、特殊土においても高品質な改良体が造成可能です。
  
ESJ(Bタイプ)
工法
ESJ-S
工法
ESJ-Hi
工法
ESJ-L
工法
工法の種類 
ロッド先端部に撹拌翼を持つことにより、機械撹拌と高圧噴射撹拌を併用するジェットブレード方式の単管工法である。 吐出圧力、吐出流量とも従来のESJ 工法よりも大きく、約2倍の破壊力を有するため、改良径がさらに大となる単管工法である。 吐出圧力、吐出流量とも従来のESJ 工法よりも大きく、約2倍の破壊力を有するため、改良径がさらに大となる撹拌翼を持つ機械撹拌併用高圧噴射単管工法である 吐出圧力、吐出流量とも従来のESJ 工法よりも大きく、約2倍の破壊力を有するため、改良径がさらに大となり、かつ排土用リング翼を持つ単管工法である。
モニター・
撹拌翼



改良径
(例)
1.3m
1.0m
1.5m
1.5m
吐出圧力
20MPa
30~40MPa
30~40MPa
30~40MPa
吐出流量
80L/分
130~100L/分
130~100L/分
130~100L/分
設計強度
砂質土qu ≦0.75N/mm2
腐植土qu ≦0.2N/mm2
砂質土qu ≦0.75N/mm2
腐植土qu ≦0.2N/mm2
砂質土qu ≦0.75N/mm2
腐植土qu ≦0.2N/mm2
砂質土qu ≦0.75N/mm2
腐植土qu ≦0.2N/mm2
施工深度
通常20m 通常20m 通常20m 通常20m
特 長
基本のESJ工法 極小のマシンで施工が可能となるため、上空制限などの制約を受けることが少ない。 深度、流量、速度、回転数を自記記録できる集中管理を備えて、より確実な施工が可能。ESJ 工法シリーズで最大の改良径が確保できるため、改良工のトータルコスト低減が可能。

地盤変位を少なくするために従来の撹拌翼の上部に排土用リングを合わせ持つ、変位低減型超高圧噴射撹拌工法である。深度、流量、速度、回転数を自記記録できる集中管理を備えて、より確実な施工が可能。

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