CCP工法

CCPシリーズ
CCP-P工法、CCP-L工法、CCP-S工法、CCP-LE工法、CCP-SE工法


この工法は、地中に特殊なCCP硬化材を回転ノズルより高圧噴射し、土粒子と硬化材を混合、パイル状のものを造成する工法です。
この工法がCCP-P工法(Chemical‐Churing-Pile or Chemical‐Churing‐Pattern)です。CCP-P工法は従来の薬液注入工法とは異なり、使用する硬化材と機械装置とを組み合わせた施工法です。

工法と有効径の関係

工法/有効径(mm)
300
500

800

1000
1200
1300
1500
CCP-P工法
         
CCP-L工法
       
CCP-S工法
   
CCP-LE工法
         
CCP-SE工法
       

適用範囲と条件

(1)土質から見た工法の適否
  
CCP-P工法
CCP-L・LE工法

CCP-S・SE工法

適した地盤
N<15の砂質土
N<30の砂質土
N<15の砂質土
C<0.05N/mm2の粘性土
埋戻土(但し、瓦礫等を含まないもの)
慎重なる検討を
要する地盤
N≧15の砂質土
N≧30の砂質土
N≧15の砂質土
C≧0.05N/mm2の粘性土
埋戻土(但し、瓦礫等を含むもの)

(2)目的から見た工法の適否
  
CCP-P工法
CCP-L・LE工法

CCP-S・SE工法

適した地盤

(a)仮設目的の地盤の安定
(b)ボイリング、ヒービング
(c)止水

慎重なる検討を
要する地盤

(a)永久目的の地盤の改良
(b)地下水の流水が早い場合
(c)杭の代用として使用する場合
(d)深度が20mを越える掘削背面の止水
(e)すでに湧水等の発生が確認されている場合の止水
(f) CCPのみで土留を期待する場合

pagetop