マルチジェット工法
造成用ロッドの動きを揺動方式にし、専用多孔管による複数方向の同時噴射方式を用いることにより、低コスト・工期短縮を実現しました。


主な用途・特長
- ツインノズルを採用
先端モニターの噴射ノズルにツインノズルを採用することで、切削エネルギーの効率化により大口径改良が可能となりました。 - 自由形状
造成用ロッドを揺動式にすることで自由形状の造成が可能です。 - ジェット削孔による一連作業
従来の工法では、ケーシング削孔が別工種として必要でしたが、マルチジェット工法は、ジェット削孔を採用することで一連作業が可能です。さらに、ケーシング削孔と比較して埋設管を不慮に損傷させるリスクを軽減することができます。 - リアルタイム施工管理
管理装置を使用しマシンの制御及び施工状況の把握などの一括管理が可能。また専用計測器で、施工しながら孔曲がり測定が可能。 - 高品質管理
光ファイバーにジェットが当たると温度が上昇することを利用して、改良径、改良範囲を確認したい箇所に事前に光ファイバーを設置しておくことで深度方向に連続的に改良径を確認することが可能です。 - 礫混り土(転石)への対応
2つのジェット噴流(ツインノズル)により礫粒子を回転しやすくして礫を巻き込んだ改良体を造成できます。 - 狭隘かつ空頭制限のある場所での適応
施工条件に応じた施工マシンが選択出来るので狭隘かつ空頭制限のある場所にも対応可能です。 - 既設構造物への影響低減効果
既設構造物に向けて噴射せずに近接した改良が可能なため、既設構造物への影響を低減できます。
施工手順
